事実と異なる間違いを探すのも映画のおもしろさ

アクション映画の中には、銃の使い方が間違っているか、現在も間違ったまま伝わっているシーンがあります。

「ダイ・ハード1」のマクレーン刑事が、フルオートで派手に5~7秒以上短機関銃H&K・MP5を撃っていましたが、本当は約3秒で銃弾が空になります。

「ダーティーハリー」のハリー刑事の拳銃M29マグナム44は、「車のエンジンを撃ち抜く」と伝わりました。 しかし、本当はそんな威力がないだけではなく、映画のシーンはフロントガラスを撃ちました。 さらに、シリーズ2作目のハリー刑事の銃弾が、威力を落とした“ライトスペシャル”であることを明言しました。

また、007シリーズ「ドクター・ノオ」のジェームス・ボンドが、上司に「引き金が軽くて使いやすい」と言って渡された拳銃ワルサーPPKの引き金は、重いのです。

海外の映画だけではなく、日本の刑事ドラマでも現在の警察で採用されていない拳銃が出てきました。 共演者が「俳優の大きな手で見えない拳銃のカメラ写りのために変更した」と言っていました。

大衆に受けるように、事実より大げさに作られた映画の“間違い”に気づいた私を「クレーマー」と思ったかもしれません。 しかし、ガンマニアだからこそ気づいた私の考えは「“間違い”や“本当”を探すことも映画鑑賞の醍醐味だ」ということです。