村上春樹を就寝前に読んで、少々寝不足気味です。

私の趣味の一つが読書なので、毎日寝る前は必ず何かを読むクセが何十年も続いています。だいたい10分もしないうちに寝てしまうのですが、時々内容が面白い本に出会うと、ずっと深夜まで読んでしまうこともあります。実は昨夜がそうでした。村上春樹の「風の歌を聴け」という彼の初期の頃の作品ですが、たまたま本棚の奥にあったのでそれを手に取って読み始めました。学生の頃一度読んだきりで、それからだいぶ経っているのでほとんど内容は忘れてしまっていましたが、改めて読み始めたら止まらなくなってしまいました。ページ数もそんなになく、内容も読みやすかったので、途中からは全部読んでしまおうと思って読み切ってしまいました。なので今は少し寝不足気味です。

それでも後悔は全くしていません。村上春樹の絶妙な比喩表現や、独特の爽やかさが今でも残っていて、非常に心地よい気分です。それにもう一度20代の頃に戻りたいなとしみじみとした気持ちにもなりました。20年以上経っても色あせず、こうやって読者の気持ちを爽やかにしてくれるのですから、やはり村上春樹はすごいのでしょう。人気がある理由が分かります。もちろん人によって好き嫌いはありますが。

この作品には続編があります。「1973年のピンボール」と「羊をめぐる冒険」です。実はこれらの本も本棚の隅にきちんと保管されています。これは大きな誘惑ですね。「羊をめぐる冒険」は結構な大作です。これを読み始めると止まらなくなりそうで、今かなり自分の中でどうしようか揺れています。